ひょっこりポンカン島

―――――――――――――――下浦地区振興会―

下浦町の焼酎「金焼」

天草市下浦町金焼(かねやき)校区 オリジナル芋焼酎の紹介

【下浦石工物語】
「松室五郎左衛門(まつむろごろうざえもん)」は、天草市本渡地区の町山口川にかかり国の重要文化財にも指定されている「祗園橋」をはじめ、天草各地の石橋、長崎オランダ坂の石畳やグラバー邸の庭石、世界文化遺産にも登録されている宇城市の三角西港などを造り上げた下浦石工の元祖です。旧金焼小学校区の石場(いしば)地区に住み、 石工の技術を人々に教え、石工業の発展に尽くしました。
当時、下浦町では、下浦石(しもうらいし)という加工しやすい良質の砂岩が採出され、さらに、石を彫るためのノミが焼かれていたことから、「石場」「金焼」の地名になったといわれています。

【金焼校区活性化推進協議会】
日本の宝島・天草の中央に位置し、海や山の大自然に囲まれ、歴史と伝統が息づく旧金焼校区では、金焼校区活性化推進協議会を組織し、花いっぱい運動や自主防災活動、夏祭りや夕焼け市の開催など、さまざまな地域づくり活動に取り組んでいます。
その活動の一つとして、地元金焼校区の農家で生産されたさつま芋(ベニアズマ69%、アメリカ31%)を原料に、球磨川の清らかな水を使い、あさぎり町にある「堤(つつみ)酒造」に製造を委託し、オリジナル芋焼酎「金焼」づくりに取り組んでいます。
常圧蒸留で黒麹仕込みの本格芋焼酎です。香り豊かでまろやかな味がとても人気です。ロックもお湯割りもお勧めです。
アルコール度数25度は5合瓶と一升瓶、アルコール度数38度の原酒は5合瓶のみとなっています。25度の5合瓶ラベルに下浦石工の元祖「松室五郎左衛門」のイラスト(地元郷土史家の上中万五郎氏の作品)を使用し、一升瓶のラベルには地元金焼港の水彩画(元区長の菅原盛人氏の作品)を使用しています。
地元産のサツマイモにこだわり原料が限られているため、数量を多く造ることができず限定販売となっております。ぜひ一度ご賞味ください。

金焼校区活性化推進協議会は、これまでのさまざまなまちづくり活動が評価され”令和元年度 くまもと里モン賞”を受賞しました!

金額及び連絡先は下記のとおりです。宅配(送料別)もできます。

・オリジナル芋焼酎「金焼」5合瓶(アルコール度数25度):1,300円
・オリジナル芋焼酎「金焼」1升瓶(アルコール度数25度):2,400円
・オリジナル芋焼酎「金焼」原酒5合瓶(アルコール度数40度):2,200円
※十四代(2022年度)の価格。
※原材料の収穫状況及び製造状況により度数・価格が変更される場合があります。

kane

問い合わせ先
グリーントップ本渡店
電話0969-24-1516

 

【焼酎”金焼”の出来るまで】
生産者は毎年6月頃、畑に畝をあげて芋のつるを植えつけます。さつま芋は肥料をやりすぎると葉ばかりが大きくなり芋は大きくならないため、肥料はあまり必要ありませんが、草取りやつる返し等を行い、芋に栄養がいくように管理を行います。

さつま芋畑の様子

 

11月初旬には収穫時期を迎えますので、地域住民に収穫を依頼し、その後、金焼校区活性化推進協議会焼酎部会のメンバー数人で約10軒の農家を軽トラックで回り、芋を回収し運搬用のトラックに積み込み、翌日、メンバー2人で球磨郡あさぎり町にある「堤酒造」へ運搬します。

トラックに積み込み搬送するさつま芋

 

堤酒造では、芋の両サイドのヘタといわれる部分を切り落としてから、洗浄し芋を蒸します。その後、蒸しあがった芋を砕き、準備しておいた黒麹とまぜ一週間発酵させます。その後、蒸留し、タンクに詰め、熟成します。毎年7月頃に瓶詰を行い新酒が出荷・納品となります。

芋を破砕後、黒麹とまぜて発酵中

RKK熊本放送の「WELCOME! 」という番組で「金焼」が紹介されました!!

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