下浦さるく A
歴史文化・自然満喫コース(本郷・船場コース)
約4.5Km(約2時間半)
コース紹介
下浦町は、300年の歴史を持つ伝統産業である石工業の地域として知られ、下浦石は、長崎のオランダ坂の石畳をはじめ、各地の名所に使用されており、その石質や技術は、今なお高く評価されています。下浦の石工業や下浦神社、船場天満宮の史跡、海に浮かぶ島々を眺めながら、ゆったりとウォーキングを楽しむことができます。平坦で歩きやすいコースですが、車道を歩くため、車への注意が必要です。
こんな見どころがあります!
弁財天石工場跡
ここに10軒以上の石切丁場がありました。この石の柱の上に小屋掛けをして、狭いところで製品を作っていました。
下浦には、大正11年には、石工業者が約200軒 従業者が約500人いたという記録があります。昭和16年ころは、下浦出身の石工店が九州各県に広がり96軒あったと記録されています。
材料となる下浦石の採石場が22カ所あって、採石場によって材質がちがい用途が決まっていたそうです。
弁財天石工場開設50周年記念碑が建立されています。
志賀宮様
志賀宮は海を生業とする海人の守護神です。ここは人口の島です。祠の中にはご神体があります。鳥居の額束に「志賀宮」の銘があります。 天保11年3月15日(1840年) 近藤又右衛門(船場の住人)奉納願成就となっています。
金子憲一翁碑
金子憲一翁は明治7年、元下浦村庄屋にお生まれになりました。
下浦小学校の先生をされていましたが、下浦町の初代漁業組合長に就任されました。後では下浦村の村長になられました。
船場の天満宮と大楠
下浦町船場天満宮の境内にある天草一の大楠の木であります。樹齢500年余りを誇り、この地域の「守り木」です。
根回り8.5メートル、目通り周囲7.5メートル、樹高は20メートルを超えています。
昭和57年2月、熊本県が「ふるさと熊本の樹木」として、県内から百本の樹木を選定した際、天草から選ばれた2本の樹木の1本です。
船場のあこうの大木
市指定の明治百年保存木。クワ科、イチジク属に分類。枝から垂れるひげのような気根、網目のように絡み合った幹、巨大な樹幹は特異な姿をしています。5月頃、イチジクに似た形状の小型の花序を、幹や枝から触接出た短い柄につけます。
下浦運動広場の碑
下浦神社
蚕神様
仁王像
弁財天様