ひょっこりポンカン島

―――――――――――――――下浦地区振興会―

お母さんレシピ「柿の葉茶」

5~6月の若く柔らかな葉っぱを摘んでつくる柿の葉茶。
ビタミンCは、レモン20個分だそうです。
効能は高血圧の他、糖尿病やその他色々…
一日一杯でよいそうですよ。

汚れを拭き、3㎜位に刻んで揉み揉み…
そして2日ほど陰干しします。
これで出来上がりです!!

味は、とても爽やか。まさに若葉の味です。
飲むときは、「煮出さず」(ここがポイント!)
急須にお湯を入れて10分位置く。色が出てくればOK。
ホットでも、アイスでもおいしくいただけます。

※ビタミンCは、6月下旬から8月迄の葉っぱが一番多いそうですが、
葉はだんだん硬くなっていきます。
そのため、6月下旬以降の葉は、刻んで蒸し器で1分半位蒸してアクを取り、それから干します。
5月~6月あたまの葉は柔いので、刻んで、揉んで、2日ほど陰干しすればOKです。
苦味も全然なく、とても爽やかな味です。

柿の葉茶の豊富なビタミンC。
正確にはビタミンCそのものではなく、
「プロビタミンC」というビタミンCになる前のもので、
体内でビタミンCに変化する物質が含まれています。
ビタミンCは加熱に弱いため熱で壊れてしまいますが、
プロビタミンCは熱を加えても壊れないため、
温かいお茶で飲んでもちゃんとビタミンCが摂れるんです。

血圧を調整する働きがあるといわれる「タンニン」や「カリウム」も豊富です。
また、タンニンには余分な脂肪を分解してくれる働きもあるそうです。

ただし、タンニンには便を固くする作用があります。
下痢止めの効果があるのですが、行き過ぎると便秘になってしまう可能性があります。

良薬もほどほどに。一日一杯を目安にいただいてください。

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